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弊社関連会社のMatrisurge株式会社 代表取締役 八木先生の研究が論文に掲載されました。

慶應義塾大学 医学部 外科学教室よりプレスリリースが発表され、

八木 洋先生をはじめとする先生方との共著により2021 年 12 月 22 日(日本時間)に

国際学術雑誌『American Journal of Transplantation』オンライン版に掲載されました。

八木先生は、当社タムラテコの関連会社であるMatrisurge株式会社の代表取締役として当研究に

携わっていただいており、当社オゾン技術は、当研究における洗浄工程に活用されており、

今後の研究にも活用されることを願っております。

株式会社マトリサージ 公式ホームページはこちらから

Matrisurge株式会社は東京都の先端医療機器アクセラレーションプロジェクト「AMDAP」および
JSR・Keio University Medical and Chemical Innovation Center「JKiC」の支援を受け、
慶應義塾大学発ベンチャーとしても活躍されています。
掲載された研究は、動物の肝臓から主にコラーゲンなどの有効成分を残しバイオ臓器骨格を取り出す
「脱細胞」という技術を応用して、世界で初めてヒトにも応用可能な大きさのバイオ人工肝臓を作製し、
動物への移植を成功させました。

詳細はこちら https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2021/12/23/28-91623/

このバイオ人工肝臓にはブタの細胞が使われており、肝臓障害を持つブタに移植したところ、
1 ヶ月に渡って人工肝臓が機能し、肝障害の治療効果を示しました。今後は、この成果を元に
ヒトの iPS 細胞などを用いて、ヒトに移植できるバイオ人工肝臓を完成させ、臓器再生医療
の実現化を目指す計画です。
ヒトに応用可能な大きさのバイオ人工肝臓を世界で初めて移植成功に導いた今回の成果は、今後の臓器再生医療の
実現化に向けて、大きな進歩であると言えます。
今回の結果はブタの細胞を使っていますが、同じ方法でヒト iPS 細胞から作られた細胞を充填する研究も進められており、
近い将来肝不全を治療できるヒトバイオ人工肝臓の完成とともに、他の臓器への応用も大いに期待されます。