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本日は、救急車の車内にオゾン機器が搭載されており、救急隊員の感染対策を担っているというお話を掲載します。
検証は平成20年(2008年) 現在より14年も前の競争入札事項なのですが
2008年というと、新型インフルエンザへの対策が始まった年なんです。
総務省消防庁には新型インフルエンザによる世界的なパンデミックの危険性を認識し、備えを行っていたのです。
そこで、当時の新型インフルエンザによるパンデミックを調べてみましょう。
Wikipediaより引用
20世紀をはじめとした過去の新型インフルエンザウイルスは、すべて鳥インフルエンザウイルスに由来しているものの大きく報道されてこなかったが、1918年のスペインかぜと呼ばれたインフルエンザの流行(数千万人が死亡)は鳥インフルエンザの変異だとされるようになった。21世紀に入ると2008年頃までには、鳥インフルエンザウイルスは人間には感染しにくいが変異しやすいため、種を超えて感染し再びスペインかぜのようなパンデミックを引き起こしかねない、国家レベルで抗ウイルス薬を備蓄すべきという世論が煽られるようになった
2009年にはそれまで危険性が煽られていた鳥インフルエンザではなく、豚インフルエンザに由来する新型インフルエンザのパンデミック宣言が世界保健機関 (WHO) よりなされた
2009年新型インフルエンザの世界的流行)は、2009年1月頃から2010年3月頃にかけ、豚由来インフルエンザである A(H1N1)pdm09型インフルエンザウイルスの人への感染が世界的に流行した事象である。CDCによるインフルエンザ・パンデミック重度指数(PSI)においては、カテゴリー1に分類されるパンデミックである。
発生源はブタの間で流行していた豚インフルエンザウイルスとされ、これが農場などで豚から人に直接感染し、それから新型ウイルスとして人の間で広まったとされている。新型インフルエンザ、豚インフルエンザ(swine flu)、A型H1N1亜型インフルエンザ、H1N1インフル(H1N1 flu)、A/H1N1 pdmとも呼ばれる。
消防庁は、翌年に迫るパンデミックの危険性を想定しつつ、救急車両を効率的に除染・除菌する為の機器を求め、オゾンにたどり着いたという事が伺えます。
ここから救急車両へのオゾン機器の搭載が始まりましたが、当社の提案は低濃度オゾン機器の常時稼働、及び帰署後に行われる車内の清拭を高濃度オゾン機器において行うという方式であり、救急隊員の負担を減らす事が可能でした。
救急車内をオゾンで除菌する事のメリット
こういった経緯からオゾンによる救急車両除染がポピュラーになりました。
当社製のバクテクターO3はオゾン濃度計を搭載し、車内オゾン濃度を常時0.1ppmに正業する機能を保有し、車内の隊員にも安心です。
こうして、今から14年も前に始まった救急車内オゾンですが、2020年から広まった新型コロナウイルス流行禍では、医療機関などをはじめ様々な施設に導入され、感染対策に活用されてきました。
オゾン専門メーカーだからこそ責任をもって効果と安全性を実するのです
タムラテコグループでは、オゾンによる感染症対策と人体への安全の為に、各研究機関にオゾンの菌・ウイルスの不活性化や軽減の効果を実験で研究しています。
※オゾンによる効果は研究実験施設内でのものであり、実機および実空間による効果を証明するものではありません。
また、実験に使用した機器は様々であり、当社が販売する各機種の特性や性能については営業担当より充分に説明を受けてからご導入願います。
インフルエンザウイルス不活性化試験(北里環境科学センターにて評価)
ノロウイルス不活性化効果の検証(備淳バイオ株式会社にて評価)
低濃度オゾンガスによる新型コロナウイルスの不活性化実験(藤田医科大学にて実験)
オゾンガスによる新型コロナウイルスに対する不活化効果の評価(奈良県立医科大学にて実験)
浮遊インフルエンザウイルス除去試験結果
上記研究結果はほんの一部であり、人類の共通である危険な感染症をオゾンで対策したい。
強い使命感と共に、今後もオゾンによって人々の安全に応えてまいります