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広報資料
藤田医科大学様発表 世界初
低濃度オゾン水による
新型コロナウイルス不活性化試験についての広報資料
はじめに
当研究へご尽力いただきました関係者の皆様に心からの御礼を申し上げます。
8月の低濃度オゾンガスによる新型コロナウイルス不活化実験に続き、
世界初 低濃度オゾン水による新型コロナウイルス不活化実験結果が
藤田医科大学様よりプレスリリースが9/23 に行われました。
当社からの受託研究として機材提供などバックグラウンド側でも協力させていただきました。
詳しい発表は藤田医科大学様によるご発表をご確認ください。
当実験結果の発表について、終始ご熱心にご考察と実験をいただいた
藤田医科大学 村田先生には試験計の作成、
調査方法、分析におきましても
再現性と数値化に細やかなご配慮をいただきました。
村田先生に、心より感謝申し上げます。
2020年9月23日 株式会社タムラテコ 代表取締役 田村耕三
藤田医科大学様
プレスリリース
低濃度オゾン水による新型コロナウイルス不活性化実験
実験には当社機器をご利用いただきました。
2020年9月23日発表
藤田医科大学 医学部 ウイルス・寄生虫学講座 村田貴之教授からの発表です。
低濃度オゾン水による新型コロナウイルス不活性化実験にて当社機器「エルくりんminnie」
が生成した2mg/Lの低濃度オゾン水によって新型コロナウイルスが
99.9%除染されることが実験によって明らかにされました。
実験では精製水が使用されましたが、
「エルくりんminnie」は水道水からも2.0mg/Lのオゾン水をすぐに作ることが可能です。
アルコールなどの消毒薬剤の備蓄調達に混乱があった過去からも、
水道水から安定して2.0mg/Lのオゾン水を生成できる当機において、備蓄調達の不安を無くし
新型コロナウイルス感染リスクを低減させると実験結果から考察できます。
使用機材
「エルくりんminnie」
(エルくりんミニー)
この実験では、オゾン水生成を当社製のハンディオゾン水スプレーである 「エルくりんminnie」を使用しています。「エルくりんminnie」は水道水から2.0mg/Lのオゾン水を手軽に生成する事が出来、 アルコール消毒剤が不足する事態となっても、安定して除菌を行う事が可能です。
当実験の目的・想定している使用シーン
当実験の目的は、感染症流行時に起因するアルコールなど消毒剤の流通不足をオゾン水で代替えする事にあります。
手指消毒、飲料水消毒、歯科・眼科診療・医療器具洗浄には、
2.5mg/L(2.5ppm)以下のオゾン水を使用する事が
一般的です、
今回の実験では、2.0mg/Lのオゾン水で10秒の処理(混合)において
100%のウイルス力価が0.1%未満にまで抑制されました。
PRODUCTS
オゾン水機器
当社のオゾン水ラインナップ
据付型から大型機まで濃度・使用水量などに応じたオゾン水機器をラインナップしています。
オゾン水のメリット・デメリット
【オゾン水のメリット】
1:備蓄 調達のリスクが少ない。水と電気さえあれば機械で必要数量を直ぐに確保できる。
2:薬剤と異なり 残留性が無く 揮発性やPHが中性のため手荒れが少ない。
このため、ふき取りといった二次作業も必要としておりません。
3:オゾン水は自然由来の食品添加物に指定されているため
万一飲んだ場合にも問題が無く安全性が高い。
【オゾン水のデメリット】
1:残留性が無く 半減期はおよそ20分。
つまり他薬剤と異なり保存性がないため、
専用のオゾン水機器が必要です。
2:オゾン水は温める事ができません。
水温が38度を超えますとオゾンが速やかに抜け、濃度が安定しなくなります。
3:当実験結果でもご指摘いただきました通りオゾン水濃度の管理が必要である。
藤田医科大学 村田先生の実験によると
適切なオゾン水濃度(2mg/L以上)が不活化には必要です。
4:オゾン水には物や手にあたり揮発するオゾンガスの安全性に注意が必要です。
高濃度のオゾン水(4~10mg/L以上)は揮発するオゾンの濃度が
人には不快になる可能性があります。
腐食等の対応も必要となります。
以上がオゾン水除菌のメリット・デメリットとなります。
機器で手軽に生成できるので、アルコール消毒薬の
備蓄不足を緩和する事ができます。
アルコール由来の肌荒れに悩む方にもオゾン水は薬剤不使用で肌荒れもなく、安心の素材です。
オゾン水の医療機器(クラス2) 認証へ
当社のオゾン水機器を医療機器(クラス2)認証に向けて申請しております。
PMDAからの認証許可に向けて鋭意対応中です。
医療分野において、正しく濃度管理されたオゾン水装置を今後も開発し、医療環境におけるオゾン水除菌によって備蓄調達の不安が無い未来に向けて強い覚悟で取り組む所存です。